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分析事例

2020年7月27日

特別定額給付金について

新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴う家計への支援等を目的として、特別定額給付金の申請・給付が順次行われています。当社では『特別定額給付金に関するアンケート調査』を実施し、『特別定額給付金の使い道』に関する6,025件の自由回答データを元に、弊社のテキストマイニング(TextVoice)で分析した結果を紹介します。

調査概要

調査対象: 当社のアンケートモニター
調査方法: インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期: 2020年06月01日~06月05日
回答数: 10,165件
調査テーマ: 特別定額給付金に関するアンケート調査
自由記述設問: あなたは、10万円の特別定額給付金をどのようにしましたか・しますか。使い道などについて、理由などとあわせて、具体的にお聞かせください。(自由記述件数:6,025件)

●テキストマイニングの結果

【出現頻度が高いワード(類義語)】
最初に回答全体の傾向をワードクラウドの機能により分析をします。
※文字の大きさが大きいものほど出現回数が多いワード(=意味でまとめた類義語)
※同じような意味を持つ単語や表記ゆれはTextVoiceの内蔵辞書が自動でまとめます。

〇出現頻度が高いワード:
(1位)生活費(886件/12.5%)
(2位)決めていない(773件/10.9%)
(3位)貯蓄(726件/10.2%)
(4位)家電(576件/8.1%)
(5位)旅行(460件/6.5%)
(6位)税金(344件/4.9%)
(7位)補填(276件/3.9%)
(8位)子供(272件/3.8%)
(9位)収入(259件/3.7%)
(10位)将来(231件/3.3%)

テキスト全体の分析では、まだ「使い道を決めていない」という方も多く見られますが、使い道の内容としては「生活費」の補填にする方が最も多く、将来のために「貯蓄」に回す方や、「家電」や「旅行」「税金」といったまとまった支出に使う方が多い様です。

「家電」では、夏に向け、エアコンの購入・買い替えに使用するという声が多くみられました。 「税金」では固定資産税・自動車税など、給付時期と納付のタイミングが近しい税金への支払いに充てる、という意見が挙がりました。

次に、世帯構成ごとの特徴の違いについて分析を実施しました。

【出現頻度が高いワード(類義語)】
<一人暮らし世帯><夫婦のみ世帯><夫婦(または片親)と子あり世帯>の世帯ごとに、出現頻度の高いワードを分析しました。

いずれの世帯においても「生活費」が使い道として最も多く挙がりました。中でも<一人暮らし世帯>が18.2%と他の世帯よりも多くなっています。
「旅行」についてはいずれの世帯でも上位に出現していますが、<夫婦のみ世帯>では9.2%で出現量3位となっています。

【特徴的なワードの抽出】
<一人暮らし世帯><夫婦のみ世帯><夫婦(または片親)と子あり世帯>の世帯ごとに、出現頻度の高い上位10個のワードを「マップ表示」の機能で比較し、回答者のコメントで特徴のあるワードを抽出しました。

●<一人暮らし世帯>の特徴
「将来」が特徴的なワードとして出現し、『将来コロナが収束するまでは、予想外の出費に備え貯金をしておく』『将来給料が下がる可能性があるから不安で使いにくい』といった意見が挙げられました。

●<夫婦のみ世帯>の特徴
「外食」「寄付」が特徴的なワードとして出現し、『自粛中行けなかったお店で外食』『医療機関への寄付・支援』といった意見が挙げられました。

●<夫婦と子あり世帯>の特徴
「子供」「教育費」が特徴的なワードとして出現し、『子供の教育費へ使う、貯蓄する』といった意見が挙げられました。

「生活費」や「貯蓄」「決めていない」などは、いずれの世帯でも上位に挙がっていますが、<夫婦のみ世帯>の「旅行(レジャー費)」・「外食(食費)」<夫婦と子あり世帯>の「教育費」のように、世帯によって給付金の利用費目に特徴も見られます。

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